サラリーマンうつ病体験談:うつ病による休職 2012年8月

うつ病体験談

サラリーマンとしてのうつ病体験をつづっています。今回はその第3弾です。

前回ブログで書いてましたが、心身共に限界をきたし、「うつ」認定で休職となった時期です。最後はダムが決壊するかのごとく、上司からの一言で完全にダメになってしまいました。しばらく体調が悪くぎりぎりのところで踏みとどまっていたのですが、ひとつのきっかけで限界をきたしました。

ようやくふんぎりがついて、休職することになりますが、このころはまだ治療が長引くとはこれっぽっちも思っていなく、1か月程度の休養で十分だろう、と軽く思っていました。そういう日々をブログで綴ります。

うつ病発症の最後のきっかけ

仕事で数ヶ月ギリギリの状態が続いていたので、心底まいっていました。

ちょうど夏休みの期間でした。チームメンバーも残業続きの毎日でしたから疲労がたまっているのは明らかだったので、順番に休暇を取らせていました。ただ、プロジェクトの業務が非常に忙しい時期は抜けられていなかったので、私は最後まで休暇取得について迷っていましたが、お盆の時期に合わせて3日ほど休暇を取りました。

が、この休み方が不味かったのです。チームメンバーには伝えていたのですが、私の上司には休むということを前もっていう事ができず、休む直前になってメールで連絡し、休暇に入りました。とにかく仕事が山積みで休める状況ではなかったので、休暇の依頼を出すことすらはばかれていたのです。今冷静に振り返ってみると、上司との接し方、仕事の進め方がよくなかったのは当たり前なのですが、仕事で追い込まれている状況から、そうできない精神状態となっていたのです。面と向かって休ませてください、という一言が言えなかった。一刻も早く楽になりたい、逃げたいという気持ちが強かったです。自分が悪いように書いてはいるものの、夏季休暇を3日たりとも取れないとは、なんてもブラックですよね。。

結果、休暇明けに出社すると、前回投稿した課題がプロジェクトで大きな問題として出ている状態でもあって、私が休暇をとったということは、その仕事を放置するような形となってしまいました。これをきっかけに上司からチームリーダー交代の旨を伝えられました。1か月という期限つきで、プロマネを担当している上司が役割を一つ落とし、チームリーダーとなり、私はメンバーとなって課題担当の役割となりました。夜遅く、チームメンバーが帰った後、薄暗い休憩室で交代を告げられました。

ダムの決壊

リーダー交代ということで私の気持ちは完全に切れてしまいました。このポイントで堰をきったように体調が一直線に悪くなってしまうことになります。もう体がいうことをきかず、常駐先のクライアントオフィスに向かうことが全くできなくなりました。普通に会社にいくことが全くできなくなりました。

出社が難しいというメール連絡を入れるのですが、上司からの連絡・電話に答えることが怖くて、何も自分から伝えられません。当たり前ですが、こういう時は上司から電話がたくさんかかってきますよね。すべて着信拒否していました。

私の会社にはカウンセリング制度という、仕事上の上司とは別に、中長期的にキャリア形成を支援する枠組みがあり、個々人にカウンセラーが割り当てられます。このように出社が難しくなる場合のケアは、主にカウンセラーが担うことになります。私も上司・プロジェクトが怖くなっていたので、カウンセラー経由でコンタクトを取るようになりました。

仕事としてはまだ山のように残っている状態。私はリーダーから降りてメンバーとして残り、課題のつぶし込みや、設計レビュー、品質向上を担う役割で貢献してほしい、と言われていました。メンバーにすることで負荷を減らしたいという上司の思惑もあったのかもしれませんが、自分としてはメンバーに落ちてもなお、山のような作業を続けることにプライドも崩れ、仕事の継続は難しくなりました。

クライアントの常駐先に行けるはずもなく、若干気持ちの落ち着きを取り戻してからは、業務は自社オフィスでやるようになりました。不思議なことに、上司・プロジェクトメンバーのいない自社オフィスではかなりストレスが軽減され、体調面は大きく改善が見られました。クライアント先には行こうという気持ちさえ起きない状況でしたから。趣味のジョギングなどは毎日できてました。このプロジェクト先で仕事をする、上司とコミュニケーションを取るという一点で強烈なストレスを感じていました。

うつ病認定から休職

仕事にはまともに行けるような状況ではなかったので、すっぱり諦める気持ちが出てきました。ここまできてしまわないと、しっかり休まないことには何事も改善ができません。
会社では、やはりこういう形で体調を崩す人が多いのでしょうね。カウンセリングをしてくれる会社があり、そこで色々と相談を受けました。こうした仕事のやり方をしてずるずるといってしまうのは意味がなく、きちんと休んで体調を回復させるという判断をし、休職に入りました。

心療内科で診察を受けました。診断書を書いてもらいましたが、病名は「うつ病」ということで、休養が必要という判断でした。診断書自体はあっさりと作成してもらいました。

仕事から離れたところでジョギングなど通常生活は問題なく遅れていたことから、自分でもそこまで休養期間が必要とは思っていませんでしたし、早期にやり直したいと思っていました。主治医も必要な休暇期間を明確に言うというより、私の思いを汲んだ形となり、当初は1か月の休職期間ということになりました。

最後のダム決壊からうつ認定まではあっさりと進みました。タフに仕事をこなしてきたのですが、何かバランスがくずれてしまうと誰にでも起こりうることだと思います。

治った今だから言えること

当時は上司の一言で体調を崩してしまい、私は会社によってつぶされた、という意識が非常に強かったものです。ただ、今だから思えること、言えることですが、当時の自分には力量以上の仕事だったのだと思います。また、管理職に上がったばかりで成果を出したい気持ちが勝ってしまい、なんとか乗り越えたかった気持ちが大きかったのです。それに自分の身体は自分にしかわからない。ギブアップを途中でできるのも自分しかいない。最後に完全に壊れてしまう前に、ギブアップするべきだった、そう思います。一度大きく身体を壊したので、元に戻すには多大な労力、時間を要するようになってしまいました。

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