サラリーマンうつ病体験談 番外編②うつ病を治すということ

うつ病体験談

うつ病は一度かかると、そう簡単には元通りに回復しません。

私自身、一度休職して休養すれば、1か月程度すれば回復するだろう、などと簡単なものと思っていました。
ところが、休職して体を休めているつもりでも、神経の興奮はおさまりきらず、ちょっとした反動ですぐに不眠や体調不良といった症状がでてしまいました。
一番困るのは、その後復職してからも元のように戻らないことです。私は完治するまで4年の歳月を費やしました。

「寛解」という考え

うつ病は長い闘病期間が必要となりますし、すぐに元に戻りはしないので、「寛解」という言葉を定義しています。日常生活が取り戻せればそれでよいじゃないか、というのものです。
が、うつ病とは、好きでなったものではないですし、多くは社会生活を送る上での外的なストレスによるものだと思います。自分でなったからではないので、そんな「寛解」だなんて、という気持ちも私は持っていたものです。
ただ、最終的な回復の過程として「寛解」というのは一つの目指すべきポイントであることは確かです。回復は徐々に、時には後退することもあるかもしれません。ただ、年単位で見ると確実に回復はするはずです。季節の変化で体調を崩すことが多いので、年で見ると良いと思います。

なんで、こんなに回復に時間がかかるか

うつ病とは、脳・自律神経系の疾患です。セロトニン、ノルアドレナリンなどの神経伝達物質の流れが悪くなることが要因です。
神経系の流れが悪くなると回復に非常に時間がかかるものです。大人になると神経細胞は新陳代謝が悪くなります。この神経伝達の状態を正常に戻す、というのが根本解決につながると私は考えています。

回復のための要素

セロトニン回路の回復のためによく言われるのは朝から日光を浴びること、適度の運動をすることなどがあります。また、セロトニンも日々口にしている食べ物から出来るので、良質なたんぱく質を取ることが大切です。
よろしければ、こちらをご参照ください

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服薬も必要ですが、あくまで対処療法なので、根本解決には向かいません。寝れない、落ち着かないといった症状を抑えるため睡眠薬、安定剤を飲まないと生活ができないこともあると思います。が、神経回路の回復のためには役に立ちません。抗うつ薬を飲むことで一時的にセロトニン回路の働きがよくなることはあると思います。ただ、薬の力でサポートしているのであって、自分自身の力で回路の動きを良くしなければなりません。

自分を律すること 自分の可能性を信じること

人生は選択の連続です。体調管理を徹底して、根気よく続けることです。早く寝る、疲れをためない。それだけで回復することもないのですが、体調を悪くすることを避けて健やかに生活を送ることです。長期間にわたるので、心が疲れてくることもあるでしょう。だからこそ自分を信じて、律することが大切だと思うのです。

そうしていると、徐々に徐々に体調が回復してきます。
ダメなときは負の連鎖が続くものですが、少しずつ回復して成功体験を積み上げることです。

私は最近、プロスポーツ選手のメンタリティーに非常に共感を得ることがあります。特にケガなどで思うように結果が出ないときにどういう精神状態でどういう行動をしてきたか。私もスポーツ経験があるので多少はプロの気持ちもわかるのですが、ケガで思うように練習ができないときほどつらいものはありません。それでもやれることをコツコツとやってリハビリに励む。その結果としてまた競技に復帰する。このメンタルの強さ、というか自分を律して何を成し遂げたいのか。そういう信念に基づいた行動には感銘を受けるのです。

私たちの生活もレベルの差こそあれど、健康状態を第一に保つということは言うまでもなくプロと同じだと思えます。そうしたときに、うつという病気があってもそれを克服するために努力し続ける、そういうメンタルも必要なのだと思うのです。

人生好転のきっかけを待つ

最後のところで治すというのは自分自身です。この成功体験の中で、過去のトラウマとなるような事象を克服できるときが来るはずです。トラウマがなくなることで、ストレスと感じていたことが一気に解消されることがあります。
私は、自律神経失調症を含めると、3度メンタル疾患を患ったことがあります。いずれも中々回復しませんでしたが、あるきっかけによって一気に治りました。
じっと耐えてその時を待つ。人生好転するきっかけは必ず来ると思います。

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