サラリーマンうつ病体験談:うつからの復職準備 2012年11月

うつ病体験談

サラリーマンとしてのうつ病体験をつづっています。今回はその第5弾です。

前回のブログ記事で触れましたが、仕事のない日常では不自由なく過ごせていました。不眠の症状も癒えていました。自分としては復職しても問題ないという自信がありました。

会社への復帰をしていくことになりますが、人事への事務的な方面から諸手続きをすることになります。

復職日の決定

いつまで休暇を取るか、ということについて、私にとっては、これが一番大事でした。会社の規定で年間の就業日数の8割以上出勤していないと、翌年度の有給付与がなくなってしまいます。すでに有給をかなり消化してしまっていたので、休暇取得日数をもとに翌年度の有給が無いとなると、欠勤が増えることが容易に想像がされます。有給の翌年度付与、これが一番の復職日決定の要素でした。

2か月半というのがこのタイムリミットになるので、これにあわせて復職しました。

日付が決まると、これに合わせて産業医の主治医からの診断書、産業医の面談を行っていきます。

休職の当初は1か月の期間としていましたが、休暇中に少しでも仕事を想起するような出来事があるとすぐに心臓がドキドキ。休職期間としては、2か月半としました。

主治医と産業医面談

このころ、主治医を変更していました。休職時にお世話になった先生もそれなりにリサーチしたところだったのですが、治療方針がいろいろと変わったり、どこか打算的なお話のされ方に信頼感が持てていませんでした。会社で利用しているカウンセリングの会社に紹介をしていただきました。結果、次の先生に最後までついていくことになります。

新しい先生は、非常に理解のある方でなるべく服薬をせず、人間の治癒力に任せる、病気とうまく付き合っていく、というのがスタンスでした。復職の希望にあたっても、完全に治りきるということは絶対にできないものだから、私からの復職をしたいという意思について尊重していただきました。

産業医の先生は、この業界では有名な方であるそうなのですが、少し高圧的な面談でした。どうして体調を崩したのか?どうやって体調を維持していくのか?この問いを投げかけられます。体調の維持については無理のない範囲で仕事についても制約をつけてやるしかないので、その旨をお話ししました。その通りだ、ということで復職判定がOKとなりました。

人事対応

人事の対応はどこか事務的なところがあり、好意的な印象がありません。メンタル疾患で休職し、その後復職しても、再度休職になるケースが多いというのはどこにでも出ている情報だと思います。復職は難しいですし、仕事のパフォーマンスが出せない状況などは会社にとってみると不利益なのは当然だとも思います。

しかしながら、人事から言われることとしては、復職する前に電車に慣れる、図書館に行って集中力を保つ練習をする、さらにそれを日記に書いて提出を求める。誰によって(会社です)つぶされ、休職する事態となっているんだという被害意識が特にこの時期の自分の中では強かったので、人事からのこれらの対応事項は無視して、日記だけさらりと書いていました。2か月半での休職だったから免れましたが、もう少し休職期間が長くなると、リワークプログラムにも行かなくてはいけなくなってしまいます。慎重に体を慣らしながら復職するのはもちろん大事なのでしょうが、そこまで自分の状態が悪くなっているという自覚もなく、どこか馬鹿馬鹿しい、あまりにも幼稚なことをさせるという気持ちが強かったことを覚えています。

認知療法

会社でカウンセリングをしてくれるサービスがあり、これを2週間に一度の頻度で受けていました。臨床心理士の方が対応してくれます。

ここで認知療法を行いました。

  • なぜ、体調を崩すことになったのか?
  • どうやったら体調をくずさず過ごすことができていたか?
  • どうれば復調するか?

といったことについて、時間をかけて振り返っていきます。

自分の生活スタイル、思考など改めて考えなおすことで、何事にも(仕事だけでなく、プライベートについても)無理をしすぎている傾向がよくわかりました。自分の行動習慣をすぐに改善することは難しいですが、己を知る、という第一歩を踏み出すということについて、非常に大事だと思います。が、この時期ではまだ自分の内面を変える意識までは持てていませんでした。自分自身を変える、これはすごく時間のかかることで、自分が変わった、と感じるのは完全に治りきった、と思えたときです。

続き

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